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小中の子どもたち、教職員が共に過ごす自然な空間


ID番号 N21045  更新日 平成28年10月1日

日進北中・竹の山小「出会いの広場」

 4月のある日の昼休み。小中学生が一緒になって演奏を楽しむ一枚の写真がある。
 ここは、街中の公園ではない。日進北中学校と竹の山小学校の中庭だ。子どもたちから「出会いの広場」の愛称で親しまれている。約1300平方メートルの広々とした空間に、敷地の高低差を生かしたステージがある。

児童・生徒らが交流する出会いの広場(同校提供)

 演奏会は入学したばかりの小学1年の児童の緊張をほぐそうと、吹奏楽部の生徒たちの企画で開かれた。
 「児童生徒や教職員が交わり合う光景は、一般では珍しいでしょうが、私たちにとって『日常の景色』として根付いてきました」と竹の山小の宮道弘巳校長は誇らしげに話す。
 同小中学校は、宅地開発で子育て世代を中心に人口増加が著しい竹の山地区に平成25年4月、市内初の小中併設校として開校した。児童468人、生徒350人が通う。
 周辺に大学が立地する特長を生かし、地域・家庭・他校・環境との『つながる』学校をテーマにした学校づくりが進んでいる。
 校舎の昇降口は分かれているが、教室は各階の廊下でつながっている。中庭と図書館をはじめ、大小の体育館・運動場・プール・職員室などは共有エリアとして使われ、ユニバーサルデザインが施されている。
 小学1年から中学3年までが交じって登校し、同じ屋根の下で生活を共にする。開校当時、新設校の取り組みに期待が集まる一方、いじめを心配する声も上がった。しかし、「いじめは全くなく、逆に触れ合うことで上級生が下級生にやさしく振る舞う姿勢が目立っています」と日北中の渡邉宏校長は喜ぶ。
 児童会・生徒会企画の合同レクや委員会活動、部活動などを通じて、仲間同士、上下の関係がうまくかみ合っている。児童たちが中学生の合唱を聴いたり、体育祭に招かれ大縄跳びに参加したりと、交流は自然と育まれている。「普通に発想できる子どもたちが増えました。小学生から見れば、指導してくれる中学生を尊敬するようになるので、環境の変化に馴染めない『中1ギャップ』の心配はいりません」(宮道校長)
 一方、香久山小を卒業して同中に通う生徒や保護者に対して、渡邉校長は「環境に慣れるまで時間はかかっても、北中に入れば小学生と一緒に生活できるメリットがあります」と強調する。

写真

図書館でも児童生徒が交じり合う

時代を拓く

 開校4年目を迎え、両校長はこれまでの3年を土台を作るための期間として捉え、確かな手応えを実感している。
 渡邉校長は「卒業生は皆『北中に通えて本当に良かった』と母校愛を持っている。PTAや地域とタイアップしたつながりも芽生えた。子どもたちが輝く姿を見ることが一番の誇りです」。宮道校長は「小学校ではスピーチ交流が盛んで、ものをしゃべれる子どもが増えました。『学校が大好き』と話してくれる姿や生き生きとした作品に触れると、教員の道を選んで良かったと感動します」と思いを語る。

日進北中の渡邉校長(左)と竹の山小の宮道校長

 教職員の苦労と努力、地域や家庭の温かい支援によって、学校を核とした地域が育まれている。その歴史は始まったばかりで、無限の可能性を秘めている。同小の校訓「時代を拓く」のは、まさに子どもたちだ。
 両校長は子どもたちの成長を願う。「時代を拓く大人、自主・自立・貢献できる大人になるため、今を一生懸命に生きてほしい」と。

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